ごりくまゲーム帳

”ごりら” と “くま” がゲームを遊ぶ様子をご紹介。二人で遊べるゲームのことなんかも。

【ゲーム情報】『NFS Heat』の前作までとの違い7選!より遊びやすく、カスタマイズも豊富に!




NFS Heat RX-7

『Need for Speed』の最新作はどんな感じ?

 

2019年11月8日に発売された、『Need for Speed Heat』。話題作である『DEATH STRANDING』『ポケットモンスター ソード/シールド』などと発売日が近かったため、あまり目立ってはいないのですが、本作はかなりの良作となっています!
かくいうごりまるも風邪でダウンしてしまってたこともあり、発売後数日間は遊べていなかったのですが、いざ始めてみると非常に楽しくて、毎日早くプレイしたくてウズウズしている状態が続いています。

今回は、以前のNFSシリーズと比較して今作がどのように進化しているかを見つつ、面白さを伝えてプレイ人口の拡大に貢献できればと考えています!
シリーズでプレイしているのは『Need for Speed(2015)』『Need for Speed Payback』であるため、この二作との比較を行っていきます。

 

前作の『Payback』がちょっと合わなかったって人も、『NFS(2015)』が好きなら今作も楽しめると思うぞ

『Payback』で不評だった点もきちんと改善されてるしね

 

 

POINT1.「昼と夜でゲームがガラリと変わる!」

NFS Heat select

昼は陽光が眩しい街並みを、夜はネオンがきらめくストリートを

昼はレゲエなんかを聴きながらのんびり流すのが気持ちいい、南国のリゾート地(どうやらアメリカ東海岸のマイアミがモデルらしいです)という印象なのですが、これが夜に変わると、そこかしこにネオンの光がきらめくちょっと妖しい雰囲気の街になります。
このビジュアルの違いは、合法レースを楽しむ昼間と違法レースでしのぎを削る夜間というゲーム性の違いを表す役目もありつつ、また、ネオンの光などはコースをわかりやすく照らしてくれる要素にもなっていて、雰囲気作りとプレイアビリティの向上という二点において非常に高い効果を発揮しているんですね。

『NFS(2015)』では夜間のみ(明け方くらいにはなってましたが)のコースで、『Payback』では時間経過に応じて昼~夜に変化する形になっていましたが、本作ではプレイヤーが自由に昼と夜を切り替えられるようになっています。
そのため、「収集物を集めていたらいつの間にか夜になって見づらい!」とか「昼は車通りが多いから夜まで時間を潰さなきゃ……」といった煩わしさから解放され、かつ好きなタイミングで昼のレースと夜のレースを楽しめるため、非常にストレスフリーなつくりになっていると言えます。

 

昼は合法レースで資金を稼ぎ、夜は違法レースで名を挙げろ

昼と夜の切り替えは、街の見た目を変化させるだけではありません。
これこそがこのゲームの肝と言える部分で、本作では昼のレースと夜のレースを交互に繰り返して進めていくことになります。

『NFS(2015)』『Payback』も、レースはストリートを違法に占有したものになっていました。
ところが今作『Heat』では、昼のレースは合法的に整備されたものとなっていて、ストリートを舞台にしたサーキットという感じで走れるのです。
そのため、一般車はおらず周りはレースに参加するマシンだけということになります。
のんびり走っている一般車に後ろからミサイルしてしまったり、対向車線から走ってきた車と正面衝突してしまったり……といった、NFSシリーズではありがちなシチュエーションが起こりません。

一方、夜のレースは違法なものであるため、普通に一般車が走行しており反対車線からもビュンビュン走ってきます。また、走っているのは一般車だけではなく、レースの途中で警察が乱入してくるなんてこともあって非常にスリリングなものになっていますね。

昼と夜のレースの違いおよび関係性については、ざっとまとめると以下のようになります。

 

  • 昼のレースでは、BANK(お金)が稼げる
  • 夜のレースでは、REP(名声)が稼げる
  • REPのレベルが上がると、マシンやパーツが開放される
  • マシンやパーツを購入するには、BANKが必要となる
  • 昼は普通にレースをしたり探索をする分には警察に追われない
  • 夜はレースをしたり違法な行為をしているとHEATレベルが上がり、警察に見つかると追われる

 

以上からわかるように、どちらかをプレイするだけでは先には進められず、昼と夜のレースを自然と交互に繰り返していく構造になっているわけですね。
昼/夜が変われば景色も変わるし、夜は警察というスパイスもあるし、なるべく単調なプレイにならないようにというゲームデザインが垣間見えます。

 

昼は合法のレースなんだから、「昼限定で使える車」ってことでトヨタ車を出せばいいのにな

まあ、他社タイトルとの契約関係とかもあるみたいだから難しいんだろうね。いちファンとしての気持ちはわかりますけども

※トヨタは『Need for Speed』にトヨタ車が出ない理由として、SNSで「違法なストリートレースにトヨタ車は出せない」といった旨の発言をしていました。
(後にそれは撤回されましたが)

 

警察の脅威が段違い

NFS Heat 逮捕

先行プレイの体験談で「ストイックさが薄れてしまった」的なことを書いてしまったんですが、それは大きな間違いでした。この点については読んでくださった皆さんや開発者の方々に対して謝らなければなりません。
本作の警察はとても強く、漫然と逃げ続けるだけだといずれつかまってしまうようになっています。
なんとか逃げるためには、タイミングを見計らって直角ターンしたり、ジャンプ台を使って上手く撒いたりすることが重要となります。
昼のうちに地形をリサーチして、どんなルートが逃げやすいか? 車を修復するためのガソリンスタンドはどこにあるか? などを把握しておく必要があるわけですね。

しかし、この警察の強さが本作ではとても良いスパイスとなっています。
警察がレースに乱入してきたおかげで順位が変動したり、警察に見つからないように目的地まで少し遠回りしたり、といったことがあるため、ゲームプレイが単調になりづらくなっているわけです。

 

昼と夜のどっちで走ろうかなって考えてる時も楽しいんだよな

どっちもレースがたくさんあって、どこに行こうか迷っちゃいますわ

 

POINT2.「マシンのカテゴリ分けがなくなった!」

NFS Heat マシン解除

前作『Payback』では、「ドリフト」や「レース」といったカテゴリごとにそれぞれ購入できるマシンがきまっていましたが、本作ではディーラーがひとつになり、車ごとのカテゴリ分けはなくなりました。
セッティング次第ではどんな車でもドリフト用にできるし、オフロード用にもできちゃうのです!
(ただし、それぞれに向き/不向きはあると思うので最適解は異なりますが)

それでも、自分の好みで自由にマシンのカテゴリを決められるのはとても大きいと思います。
お気に入りの愛車であらゆるレースを制覇して回ることもできるのは、車好きにとっては間違いなく嬉しいポイントとなっています。

 

『Payback』の時はカテゴリごとに用意されたマシンの中から選ぶしかなかったからな

お気に入りのマシンがないケースもあったからね

 

POINT3.「パーツの購入システムが変わった!」

NFS Heat パーツ購入

ガチャじゃない!

前作『Payback』ではパーツの購入がガチャ形式になっており、なかなか思い通りのパーツが手に入らないこともありました。
ですが今回は自分のほしいパーツをそのまま購入することができます。
この形式は『NFS(2015)』に戻ったような形となっていますね。
また、HEATレベルが高いときにだけ参加できる夜間のレースがあり、そこで上位に入ると特別なパーツを入手できるようになっています。
一定のレベルまでは実力で稼いだもので堅実に強化ができて、それ以上を望む場合はある程度の運が絡んでくるという非常に納得感のあるつくりになっており、まさに正当進化していると言えます。

そしてもう一点触れておかなければならないのが、今作ではエンジンの載せ替えができるということです。
これによって初期に開放されるマシンでも限界値まで強化できるようになるため、まさに好きなマシンを思う存分乗り倒せるわけです!

 

エンジンサウンドもカスタマイズできる!

『Need for Speed』シリーズといえば、マシンの見た目をカスタマイズする要素が豊富にそろっていることで有名ですが、ついに見た目だけではなく、エンジン音までカスタマイズできるようになったのです!
これは前二作にはなかった要素で、今作からの新規カスタマイズとなっています。
車を走らせる楽しみのうち、「エンジン音」を挙げる人も少なくないでしょう。
実際、ごりまるはマッスルカーのドロドロとしたエンジン音が好きで、そういった車を好んで使っていたりもします。好みのエンジンサウンドだとレース中もテンションが上がり、熱が入るというものです。
そのあたりをカスタマイズできるようにしてくれたのは、開発の粋な計らいですね。

 

パーツやセッティングの変更もすぐその場で

NFS Heat セッティング

前作『Payback』から、フリーランの最中に簡易的なセッティングができる「ライブチューニング」というものがありましたが、今作でもその機能は引き継がれています。
ただ、『Payback』ではマシンのカテゴリごとにセッティングできる項目が異なっており、少々複雑さがありました。
それが今作ではマシンカテゴリがなくなったこともあって、セッティング項目は一律となり、それぞれの挙動の比較もしやすくなっています。

また、もうひとつ大きな変更点として、今作ではフリーラン中にその場でパーツを変更できるようになっています。
いちいちガレージに戻らなくても、すでに所持しているパーツを付け替えるだけならその場でできてしまうんですね。
なので、新たにパーツを付け替えて試しに走ってみたけど、やっぱり前のパーツのほうが良かったな……なんて時には、その場でサクッと変更して走り出せるわけです。
ここでも、ユーザーがいかにストレスフリーに走りを楽しめるかが考えられているのです。

 

納得感ある強化方法と、ユーザーがこだわりたい部分のカスタマイズを追加してくれた感じだな

ライブチューニングとかフリーラン中のセッティングとか、プレイアビリティにも気を配ってくれてますわ

 

POINT4.「ドリフトのきっかけとなる操作が変わった!」

NFS Heat ドリフト

『NFS(2015)』『Payback』においては、ドリフトはハンドルを左右どちからに思い切り切ることで開始し、急角度のドリフトを行いたい場合に、ブレーキやハンドブレーキを併用するような形でした。
ですが今作では、そのドリフトのきっかけに変更が入りました。
カーブでハンドルを切っている最中に再度アクセルを入れることにより、車体の後方が流れ出すようになっています。
もちろん、セッティングをドリフト寄りにしていれば、今までのようにハンドルを切り続けたりブレーキをきっかけにすることでもドリフトはできます。
が、これは個人的な体感になりますが、既存の方法でドリフトをすると速度が落ちやすくなっているような印象を受けたため、アクセル二度押しのドリフトの方が、スムーズに走れるようには思います。

 

慣れるとアクセル二度押しのドリフトも気持ち良くスライドできるぜ!

最初はタイミングがつかめなくて苦労してたけどね

 

POINT5.「アバターの外見をカスタマイズできる!」

NFS Heat アバター

実在するメーカーのウェアがいっぱい

今作ではシリーズ初のアバター要素が追加され、髪型やアクセサリ、ウェアなどをカスタマイズすることができます。
カスタマイズできるパーツの中には、「adidas」「puma」といった実在のメーカーによるウェアも多数用意されていて、好きなファッションを楽しめるようになっています。

ちなみに、『NFS(2015)』ではプレイヤーの姿がゲーム内に表示されることはなく、『Payback』ではあらかじめ決められた3人のキャラクターが主人公となっていました。

 

アバターの出来はちょっと残念

カスタマイズできるアバターを導入したということは、没入感を強化する狙いがあったものと思われるんですが、結果としては少々残念なものとなっています。
というのも、アバターの素体がちょっと微妙な造形のキャラクターが多くて、いまいち感情移入がしづらい状態なんですね……。
もうちょっとテンション上がるような美男美女を用意するか、もしくは自分で顔のパーツの位置や背格好などを細かく設定できるようにしてほしかったところ。
また、声がちょっと見た目に比べて若い印象があり、アバターによってはイメージとかなり違ってしまう場合もあるのですが、これは劇中のセリフがすべて吹き替えに対応していることを考えると仕方ないとも思えます。

 

ウェアとか、アバターのカスタマイズ要素もアップデートで追加してくれたら嬉しいんだけどな

素体も追加してほしいですわ。ゲームの中でくらい美形になりたいもんですわ

 

POINT.6「オンラインで他のプレイヤーとフリーラン!」

NFS Heat クルー

ゲームを開始する際に毎回オンラインでプレイするかオフラインでソロプレイをするかを選べるのですが、オンライン状態でプレイすると、他のプレイヤーがいる状態でゲームを遊べるようになります。
といっても他のプレイヤーとレースを強制されるといったことはなく、あくまでも同じ空間でそれぞれが思い思いに車を走らせているような状態です。
ただ、その気になれば一緒にドライブしたり、同じレースに参加して競い合うことももちろんできます。

これは『NFS(2015)』とほぼ同じシステムで、どちらかというとオンラインとオフラインのゲームプレイがハッキリと区別されていた前作『Payback』の方が、むしろNFSシリーズらしくないシステムだったとも言えますね。

オンラインではたまにしつこく体当たりしてくるプレイヤーなんかもいますが、基本的にはみんな紳士です。
なんとなく近くにいるプレイヤーと一緒に走り出して、そのうちレースに招待したら参加してくれたりと、無言のコミュニケーションがなんだか嬉しかったりもします。
他のプレイヤーとのレースはNPC相手と比べて歯ごたえがあり、また予想外のハプニングなどもあって面白いので、ぜひ気軽にオンラインでのレースをプレイしてみてほしいですね。

 

同じくらいの実力の奴が見つかると、さらに楽しいんだよな

何度もレースで一緒になって、勝ったり負けたりのデッドヒートを繰り返した相手もいたよね

 

POINT.7「収集物にご褒美がつくようになった!」

NFS Heat ストリートアート

各種コンプリートでマシンがもらえる

『NFS(2015)』『Payback』では、看板破りやチップ集め、ビューポイントのコレクションなどをコンプリートしても特にゲーム内での報酬はなかったのですが、今作では報酬が用意されるようになりました。
各種コレクション要素をクリアしていくとマシンの報酬があるため、探索もいっそう楽しくなりますね!

 

ラップ作成のお楽しみも

また、建物の壁などに描かれているストリートアートを見つけると、それらのデザインがラップ作成時のステッカーとして利用できるようになります。
探索で見つけたストリートアートからインスピレーションを受けて、個性的なラップが生まれることもあるかもしれませんね。 

 

俺は別にトロフィーだけでもいいんだけど、やっぱ報酬があると張り合いは出るよな

レース中とかも次々収集物が見つかるから、やりがいがありますわ

 

まとめ

NFS heat NSX

ストーリーのクリアまで一通りプレイした後の感想としては、基本的には『NFS(2015)』ベースに戻ったのかな? という印象があります。
そこに『Payback』で培った遊びやすさやサブイベント要素などを詰め込んだ感じに思えます。
個人的には、これまでの作品に対するユーザーの評価や意見を汲み取り、どういったものが喜ばれるか、何を望まれているのかを、丁寧に考えて入れ込んでくれたように感じます。

また、本編には書きませんでしたが、レース中のクラッシュでゲームプレイが中断されることが少なくなっていることも、プラスポイントとして挙げられますね。
街に配置されているオブジェクトは、建物とか相当大きな高速道路の支柱とかでもない限り、車でぶつかれば簡単に壊れてくれます。

『NFS(2015)』では、ちょっとスピードを出している時にガードレールにこすったり一般車にぶつかっただけでクラッシュ扱いとなり、画面が暗転してゲームプレイが中断しました(リアルだとそうなるのは当然なんですが)。

『Payback』ではそのあたりが改善され、オプション設定でクラッシュ扱いの頻度を減らすこともできましたが、たまに絶対壊れない電柱みたいなものがあり、それに引っかかるとアウトみたいなところがありました。
ですが本作は、そういった要素が極力排除されています。
もちろん、オブジェクトとの衝突が起こるとスピードは落ちてレース中では不利になるわけですが、強制的にプレイを止められてリセットされるよりは、自責の行為として納得感が出るんですね。

こういった細かい部分でも、本当に「何をしたらユーザーが楽しめるか、気持ちよく車を走らせられるか」を第一に考えて作ってくれてるのがわかるので、そういう配慮を感じるたびにいちいち嬉しくなってしまいます。

 

今後の希望としては、『Payback』にあったような放置車両の配信をぜひやってほしいですね。
特別に用意されたマシンに乗り込んで警察とバトルしながら目的地を目指し、無事に逃げ切れるとご褒美としてそのマシンを手に入れられるという、非常に楽しいイベントでした。

 

ここまでとにかくベタ褒めなスタイルで書いてきましたが、不満点がないわけではありません。

まずストーリーが弱く、ボリューム不足感があるのは否めません。ラスボスのスケールが小さく、倒した後のカタルシスが正直イマイチでした。
(ストーリーと関係ないレースはかつてないほど大量にあり、レース自体のボリュームに不満はありません)

細かいところでは、マップを閉じる時に✕ボタンを押して閉じると、マップを閉じると同時にナイトロを使ってしまう点などがあります。

これは海外だとキャンセルは○ボタンであるため、日本版独特の不具合であると思われますが、不便ではあるのでアップデートでなんとかしてほしいところですね。

とはいえ、全体的に見れば本当に良いデキで、レースもマシンも豊富な種類が用意されており車好きは間違いなく楽しめる一品となっています。

ごりまるのプレイの方も、ストーリーはクリアまで行きましたがまだまだ探索やアクティビティがたっぷりと残っています。
いずれこちらについても、プレイの感想やごりまるなりの攻略なんかを書きたいと思います。

ちょっとでも興味があるという方には間違いなくオススメの一本となっていますので、みなさん『Need for Speed Heaat』をやりましょう!
面白いですよ!!