クローズドβテストに当選!
みなさん、ゲームしてますか?
ぬいぐるみ系へたっぴゲーマーコンビ、ごりくま(@gorikuma_games)です!
先日、『ドラゴンクエスト タクト』のクローズドβテストに当選し、数日間遊ばせてもらいました。
モバイルのアプリではありますが、あの『ドラゴンクエスト』シリーズの最新作ということで、プレイした際の感想などを書いていこうと思います!
クローズドβは抽選だったらしいけど、当たって幸運でしたわ
すぐにでもリリースできるんじゃないかってくらい、完成度は高かったぞ
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レビュー
概要


配信日 | 2020年予定 |
ジャンル | タクティカルRPG |
プラットフォーム | iOS/Android |
プレイ人数 | 1人 |
配信元 | スクウェアエニックス |
配信形式 | ダウンロード |
定価 | アイテム課金型(基本プレイ無料) |
ドラクエの世界観で繰り広げられるSRPG、それが『ドラゴンクエスト タクト』です。
雑な例えをすると、モンスターたちが主役となったドラクエ版『ファイアーエムブレム ヒーローズ(FEH)』と言えるかもしれません。
スマートフォン用のアプリで、いわゆる「ソシャゲ」の分類になるかとは思いますが、現時点では他プレイヤーと関わることはほとんどなく、ほぼソロゲーとなっています。
手持ちの全モンスターの戦闘力を基にしたランキングはありますが、特に報酬などの要素はないようです。
ただ、クローズドβでは閉じられていましたが、「闘技場」のメニューがあったため、DQMSLのように、この闘技場で対人戦を行う可能性はありそうです。
以下、遊んでみて個人的に感じた良い点、悪い点などです。
イイネ!
テンポが良い
1バトルが2~3分(だいたい5ターン以内)で終わり、非常にテンポが良いです。
ストーリーのテキストも読みやすく、かつ丁度よい分量でダルさはまったく感じませんでした。
ストーリー自体もほっこり楽しめる内容で面白かったですわ
カンダタとのおなじみのやり取りも再現されてたし、ファンならニヤリとできる場面が多そうだ
行き届いた利便性
UIはアニメーションが付いていて見た目に楽しいものとなっていますが、動作や読み込みも軽快で、おなじみのSEが小気味良いものとなっています。
(個人的には、端末の大画面化傾向にあわせて画面下部に「戻る」ボタンなどの操作が集約されているのも好印象)
ボタンのサイズも小さすぎず大きすぎず、わかりやすいデザインで操作に迷うことはありませんでした。
バトル中には、「現在選択中の技で相手を攻撃するとどれくらいのダメージを与えるか」がわかるようになっていました。倒せる場合は「×」印が出るため、この手のゲームにありがちな、目測を見誤って倒し損ねるといったこともありません。
また、素材集めやレベリングなどでかなり周回が必要になりそうなゲームですが、バトル終了後に「もう一度」コマンドが出てくるなど、周回をやりやすくするための配慮が見られました。



モンスターが可愛い
モンスターの動きが可愛い!
本当にもう、これはガチです!!
ホーム画面でワチャワチャ動いてるのとかは、ずっと見ていられます。
バトル中もグリグリ動いてくれるので、戦っている最中もずっと楽しい。
そして、各種モンスターにスポットライトを当てた「モンスターロード」というコンテンツがあるため、モンスター愛がさらに高められるのです。
モンスターロードでは決められた種類のモンスターしか出撃できないため、ガチャで引いた強キャラ以外も成長させる楽しみが得られるようになっています。
何より各モンスターが主役となったストーリーもついているので、彼らの性格や周辺事情が深堀りされていて非常に楽しいものとなっているのです。
タイトル画面を始めとした3D背景がチルトシフト加工されていて、ミニチュア風に見えるのも可愛くて良かったですわ
キャラクターの動きが豊富で楽しかったぜ。お前、そんな風に動くのか!?って奴もいたりな



育成項目が多い
育成項目がとにかくたくさんあり、どこまでもやり込める内容になっています。
ざっと項目を挙げてみると、
- モンスターレベル
- モンスターランク
- 覚醒ランク
- マスターレベル
- 特技習得・レベルアップ
- 装備品錬金
といった項目があり、お気に入りのモンスターも育てがいがありそうです。
装備品や特技を鍛え抜いていけば、多少レア度の低いモンスターでもそれなりに使えるものにできそうなのも良い点ですね。
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イマイチ…
グラフィックの粗さ
グラフィックがデフォルト状態だと、ジャギが目立って画質がちょっと悪い印象でした。
スライドバーをMAXまで上げるとなめらかになり、モーションもヌルヌルとスムーズに動くように感じました(当然ながら、電池消費は激しくなるようですが……)。
戦闘バランス
回復手段である「ホイミ」を持つモンスターもいるんですが、結局は「やられる前にやれ」の精神で、殴りに行った方が早かったりもします。
高難度のクエストなどでは回復特技の需要が高まる可能性も大いにありますが、現状遊べる範囲では、少々大味なバランスに感じました。
また、上記に関連して「移動力が高くて魔法を使える奴」が大正義となっている側面もあり、このあたり対人戦が実装された際にテンプレパーティーがあふれたりしなきゃいいな……と懸念するところではありました。
(ただ、機動力が高いモンスターは基本打たれ弱いなど、一長一短はきちんとあります)
手持ちのモンスターでは、デビルパピヨンがグロいけど強かったぜ
もうちょっと可愛くて強いモンスターがほしかったですわ


育成に苦行の予感
育成の要素がたくさんあることを良い面として書きましたが、その中には先行きに不安を感じるものもありました。
それは「そうび錬金」。
素材とゴールドを消費して装備品にある程度のプラス効果を付与できるというものなんですが、ここで得られる効果は錬金のたびに全とっかえとなってしまうため、厳選を始めるとかなりの苦行になりそうな予感がありました。
たとえば現行の「こんぼう」に以下の効果が付いているとします。
- 「HP+5」
- 「すばやさ+5」
この「すばやさ+5」を「こうげき+5」にしたいなと思って錬金しても、
- 「こうげき+5」
- 「かしこさ+5」
などとなり、「HP+5」と「こうげき+5」の組み合わせを引くまで延々と錬金し続けなければならないのです……!
そこまでこだわって厳選するのは一部の極まったプレイヤーのみかもしれませんが、完璧を目指したい人にとってこの仕様は、なかなかに極悪な発狂ポイントとなりそうです。
ガチャの渋さ
そしてこれは個人差も多分にあるとは思いますが、ガチャが渋いです。
最高のSレア出現率が「3%」となっており、その他のソシャゲと同等か若干低い程度ではあるんですが、体感では他のソシャゲよりも渋い印象を受けました。
そうなるとガチャを回す楽しみが薄くなってしまうので、もう少し確率が緩和されるのが望ましいですね。
課金要素
ガチャでモンスターをスカウトするのが、メインの課金要素となりそうです。
限界突破の仕様もあるため、本腰を入れてやり込むならば、そこそこの課金額は覚悟したほうが良いかもしれません。
ちなみに10連を回した際のボーナス(プラス1体や排出率アップ)が無かったため、確率の渋さがなお印象に残ってしまった可能性はあります。
(正式サービス時には、なんらかのボーナスが付くことも考えられます)


まとめ
端的に言って、面白いです!
ドラクエの世界観とSRPGのシステムが上手くマッチしていて、むしろ今までこのタイプのドラクエ作品がなかったのが不思議なくらいに感じました。
概要にも書いた通り、ゲームジャンルとしてはFEHに近いものとなっています。
ただし単純なFEHフォロワーではなく、ドラクエの設定や世界観をきちんと活用し、キャラクターやドラクエというIPそのものに対するこだわりが感じられる作品でした。
ごりまるもくましもFEHは長く続かなかったのですが、本作はリリース後も続けたいと思える内容になっています。
ガチャを含む課金周りにちょっとした不安が残るのは否めませんが、ビジネスである以上は仕方のない部分もありますし、いかに納得感を持たせてくれるかはサービスイン後の運営の手腕に期待ですね。
β版の内容としては、大きな目立つバグにも遭遇せず、操作性も良好でした。
久々に長く続けたいと思えたスマートフォンアプリだったため、今からリリースが待ち遠しい一作となっています。
基本無料なんで、リリースされたらとりあえず触ってみることをオススメしますわ
スキマ時間に遊ぶにはもってこいだな!
リリースされたらプレイ日記なんかも書いていきたいね
オススメ度:4.5
- 『ドラクエ』シリーズが好き
- 可愛いモンスターを愛でたい
- ガチャ運は誰にも負けないという自負がある