12/2~12/7の注目作は……?
2019年も終わりが近づいてきて、とうとう師走となりました。
ホリデーシーズンに向けてゲーム商戦も加熱してくる頃合いですが、今週はその前哨戦といった様相です。
今回、ごりまるとくましが注目しているのは、
- 『妖怪ウォッチ4++(ぷらぷら)』
- 『THE DARK PICTURES: MAN OF MEDAN(マン・オブ・メダン)』
- 『Ancestors: The Humankind Odyssey』
以上の三本です。
大注目の大作というものはありませんが、侮ることなかれ。
人気シリーズ作のアップデート版に良質なホラーゲーム、尖った難易度の意欲作など、見逃せない新作がそろっています!
そんな2019年12月第1週の個人的な注目作は、以下になります。
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12月5日(木)
『妖怪ウォッチ4++(ぷらぷら)』
発売日 | 2019年12月5日 |
ジャンル | RPG |
プラットフォーム | PS4/Switch |
プレイ人数 | 1人(オンライン時:4人まで) |
販売元 | 株式会社レベルファイブ |
販売形式 | パッケージ/ダウンロード |
定価 | 通常版:7,128円(税込) アップグレードパック:1,650円(税込) ※Switch版のみ/ダウンロード専用 |
プラットフォームをSwitchに移し、グラフィックが大幅にパワーアップした『妖怪ウォッチ4』。バトル方法も既存のターン制コマンドバトルからアクション性の高いリアルタイムバトルに進化し、場所や時代を超えて4つの世界が交わるゲームプレイが好評を博しました。
本作『妖怪ウォッチ4++(ぷらぷら)』は、そんな4の内容に追加要素を加えたアップデート版となります。Switchの無印版を持っている人は、追加部分だけを購入・DLすることでアップデートできる親切設計。
また、今回はPS4でも発売されるため、今までSwitchを持っておらずプレイできなかった人も、妖怪ウォッチを遊べるようになったのです!
『++(ぷらぷら)』の追加要素としては以下があります。
- マルチプレイができる「ぷらぷらバスターズ」
- 「団々坂」エリアや、妖魔界の「釜ゆで地獄」といった新エリア
- 土蜘蛛やのぼせトンマン、バスターズキャラといった追加の妖怪たち
なかでも「ぷらぷらバスターズ」は1本のゲームとして発売されていてもおかしくない内容で、通信プレイによって最大4人まで一緒に遊ぶことができるようです。
- かわいいキャラと友だちになって一緒に冒険したい
- 現代日本を舞台にしたRPGで遊びたい
- 妖怪が見える
妖怪ウォッチに出てくるキャラクターはみんな可愛くていいよな
見た目は可愛くても、ゲームは本格的に遊べる内容になってそうですわ
『THE DARK PICTURES: MAN OF MEDAN(マン・オブ・メダン)』
発売日 | 2019年12月5日 |
ジャンル | ホラー・アドベンチャー |
プラットフォーム | PS4 |
プレイ人数 | 1人(オンライン時:2人) |
販売元 | バンダイナムコエンターテインメント |
販売形式 | パッケージ/ダウンロード |
定価 | 通常版:3,520円(税込) |
ダイビング旅行を楽しんでいた5人が、不意に遭遇した幽霊船の中で恐怖の体験をするというホラーゲーム。本作は『UNTIL DAWN -惨劇の山荘-』を制作した開発会社の新作となります。
グラフィックがとても良くできており、表情の変化なども細かい所まで作り込まれているようです。美麗なグラフィックと質の高いシナリオで引き込まれ、なおかつ自分の選択によってシナリオや展開がどんどん変化する様は、まさに「プレイする映画」とも言えるでしょう。
さらに特徴的な点として、本作はホラーゲームとしては珍しく、オンラインでフレンドと一緒にプレイできる形が取られています。
それぞれが別のキャラクターを操作して、異なる視点でゲームが進むため、自分一人でプレイした時とはまったく別の展開になることもあるようです。
すべてが自分の思い通りの選択にはならないため、やきもきする気持ちも含めてホラーの味付けとなりそうですね。
なお、オフラインでも5人までマルチプレイができるということですが、それぞれが担当するキャラのパートが来たらコントローラーを回してプレイするという方式なので、こちらはあまりマルチプレイという感じはしないかもしれません。
また、内容が変化するため周回プレイが前提であるにもかかわらず、開始チャプターを選べなかったりシーンのスキップができないなど、リプレイ性に少々難があるようです。
ゲームの途中には制限時間内に特定のボタン操作を要求されるQTEも存在するそうですが、一部理不尽に思えるものがあるという声も挙がっていますね。
本作は『THE DARK PICTURES』というシリーズの一本であり、それぞれ独立したお話であるものの、今後も同様の形式で複数本のタイトルがリリースされていくことが発表されています。
価格はかなりお手頃なものとなっているので、多少の難があっても許容範囲ではないでしょうか。ゲームとしては非常にクオリティが高いようなので、ホラーゲーム好きは要チェックですね。
- 『UNTIL DAWN』を楽しく遊べた
- 映画のようなフォトリアル系のゲームに浸りたい
- ホラーゲームに興味はあるけど一人じゃちょっとプレイする勇気がない
みんなでプレイできるのはありがたいですわ。一人なら絶対にプレイできませんわ
遊ぶときは部屋を暗くして、雰囲気を出してやりたいな
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12月6日(金)
『Ancestors: The Humankind Odyssey』
発売日 | 2019年12月6日 |
ジャンル | サバイバルアクションゲーム |
プラットフォーム | PS4/Xbox One |
プレイ人数 | 1人 |
販売元 | Private Division |
販売形式 | ダウンロード専用 |
定価 | 通常版:4,400円(税込) |
『アサシン クリード』シリーズを手掛けたクリエイターが制作した、三人称視点のサバイバルアクションゲーム。
プレイヤーは1000万年前のアフリカの大地で、一匹の猿となって人類の進化の過程をたどっていきます。本作はPC版がすでに発売されていたのですが、PS4とXbox Oneにて満を持してリリースされるものとなります。
サバイバルアクションというジャンルの通り、「空腹」や「乾き」、「睡眠」といったパラメータがあり、それらを適宜満たしていかなければあっという間に動けなくなってしまいます。また、ジャングルには捕食者も多く、気の休まる暇はないようです。
そんな中で道具を手にして、子孫を残すためのパートナーを見つけ、次代へと命をつないでいく。初めは道具の使い方すらままならないけれど、経験を積むことで加工の方法を取得し、スキルとして群れに共有したり世代を超えて定着させたりといったことができるようになるとのこと。
難易度はかなり高いようですが、進化の過程をたどる体験は唯一無二のものがありそうです。
PC版のレビューによると、とにかく手探りで進めるのが楽しいようなので、攻略情報などは見ないであれやこれやと頭を悩ませつつプレイするのが良さそうですね。
- 歯ごたえのあるサバイバルアクションゲームをやりたい
- 人類の進化の過程を体験したい
- はやく人間になりたい
ジャングルとか、猛獣がいたりして怖いな。俺は絶対行きたくないぜ
まったく、うちのゴリラはシティゴリラで軟弱なもんですわ
まとめ
今週は三本のうち二本が、3,000円~4,000円前後の中価格帯タイトルとなりました。
冒頭でも書いたように大作ではありませんが、独特な面白さを持った良作の雰囲気があります。
大作というのは最高峰のクオリティを味わえるものですが、そのぶん、どこかで見たものだったり、すでに経験しているものの再生産であることが多いのも事実です。
ですが、こういった低~中価格帯のゲームはチャレンジ精神にあふれているものが多く、唯一無二の体験が待っている可能性があります。
AAAクラスの大作はメディア等の露出も多く目を引く要素にあふれているため、どうしてもそちらに気を引かれがちですが、インディーズや低~中価格帯の尖ったゲームにももう少し目を向けて、機会があればどんどん触れていきたいものですね。
以上、今週発売の注目ゲームソフトまとめでした。みなさんのソフト購入の際の参考になれば幸いです!
それでは!